不動産屋さんで契約したけど、思っていたより高くついちゃったな⋯。でも担当者はいい人そうだったし騙されてないよね
もしかして、騙されて損していませんか？
不動産業界は千三つ（せんみっつ）
「千三つ（せんみっつ）」という言葉の意味をご存知でしょうか？
不動産業界は千の言葉の中に真実はたったの三つだけという意味の言葉です。
（引用: 正直不動産/大谷アキラ・夏原武・水野光博）
今回はそんな衝撃的なセリフから始まる漫画「正直不動産」を紹介します。
（引用: 正直不動産/大谷アキラ・夏原武・水野光博）
この物語はそんな不動産業界で嘘がつけなくなった営業マンが主人公の話です。
平気で顧客に嘘をついて成績を伸ばしていた主人公の永瀬。
（引用: 正直不動産/大谷アキラ・夏原武・水野光博）
不動産の営業マンである彼は、とあることから嘘がつけなくなってしまう体質に。
嘘がつけないだけならまだしも「隠していることを言ってしまう」からさあ大変。
部屋を探しにきたお客さんに不利な情報や、オーナーに対しても思ったことを言ってしまう。
（引用: 正直不動産/大谷アキラ・夏原武・水野光博）
もちろん、情報がブラックボックス化しやすい構造の不動産業界でなんでも話してしまうハンデは致命的。
果たして永瀬は嘘をつかずに営業成績を伸ばし、夢のタワーマンションを手に入れることができるのか⋯⋯？！
作品情報
原案はドラマ化もした「クロサギ」の作者の「夏原武」脚本は「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」の「水野光博」そして漫画を手掛けるのは「ツール！」「ニッペン！」などの「大谷アキラ」
単行本も重版ラッシュで120万部以上の大ヒット作品。
好きな漫画ランキングでも度々紹介されている今最も勢いのある漫画の一つです。
この記事を執筆段階でメルカリでも値崩れが起きておらず、10巻以上出ている漫画でこの人気っぷりは凄まじいです。
痛快皮肉喜劇
（引用: 正直不動産/大谷アキラ・夏原武・水野光博）
「嘘がつけない」「デメリットを隠すことができない」という営業職では致命的なハンデを背負った上で、どうやって同僚や他社に勝っていくかが工夫されていて面白いです。
また基本的に前編・後編と2話構成なので、中弛みなどがなくサクっと読めます。
登場人物も「お客様ファースト主義」「自己利益主義」「伝説の営業マン」など個性豊かな営業スタイルとなっており、時にはお互いの理念がぶつかり合う熱い展開になることも⋯！
不動産業界の闇
（引用: 正直不動産/大谷アキラ・夏原武・水野光博）
この漫画を読むと不動産業界の裏側を知ることができます。
また、人を騙す側の心理や営業テクニックも満載です。
「不動産業界なんて自分には関係ないなぁ」と思っているあなた。
「家を借りる」「家を買う」ということはほとんどの人が一度は通る道です。
そのときに知らずしらずのうちに不利な契約や、本来なら払わなくて良いお金を払ってしまって損をしてしまっているかもしれません。
まとめ
（引用: 正直不動産/大谷アキラ・夏原武・水野光博）
ドラマ化を希望する声も多いですが、スポンサーなどの関係で放映できるのか心配ではありますね笑
それくらい不動産業界の裏側をぶっちゃけてしまっています。
一巻の一話目から「敷金・礼金泥棒」という私たちにとっても無関係ではないタイトル。相場より安い賃貸には、実は部屋を見学しただけでは絶対に分からない理由があって⋯⋯。
「知らなかった」というだけで数十万円の損をしてしまう不動産の世界。
しかし、この漫画でそれが回避できるかもしれません⋯！
嘘ついてなんぼの業界で正直な営業スタイル。
そのやり方を本格不動産漫画として楽しみながら知ることができます。
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