【ネタバレあり】隣のお姉さんが好き【感想】

最終巻読みました

超よかったです

最後のタイトル回収も美しかったです。

心愛さんという一人のちょっと難しい女の子の心が解けていく様子を、4巻分いい意味で贅沢に使って楽しめました。

構成がかなり丁寧で、心の機微に触れていく読書感は心地よいものがありました。

作中で心愛さんのことを、周りの人が美人だと言っている描写がありましたが、

読んでいると没入するというか、美人だけとそこだけで選んだわけじゃないんだよ！という気持ちになりました。

付き合う前の、心と感情の僅かな距離の差が、ギクシャクしたり近づきすぎたり、それを二人で心の歩幅を合わせたり、分からなくなったり、遠くなったり。

そういうの全部楽しめる名作でした。

個人的にはここがキュンとしたシーンです↓

（引用：隣のお姉さんが好き/藤近小梅）

4巻で終わっているのも、読み返すのも集めるのも勧めるのもちょうど良い長さですね。

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