今回はカイジの宿敵である利根川の伝説の檄を紹介します。
人生において様々なことに応用できる考え方なので、今回は人生や仕事に当てはめて解説していきます。
利根川先生の檄(げき)
(引用: 賭博黙示録カイジ/福本伸行)
多額の借金がある若者が乗った希望の船・エスポワール号。
そこで行われるゲームの説明役として利根川が現れる。
説明後、参加者が文句をいう中、利根川が痛烈な一言をぶちまけ、そこから伝説の檄が始まる。
(引用: 賭博黙示録カイジ/福本伸行)
今回は三つのポイントに絞りました。
この世の実態が見えていない
(引用: 賭博黙示録カイジ/福本伸行)
一番の前提として「この世の実態が見えていない」と利根川は言います。
「最悪、誰かがなんとかしてくれるだろう」という子供のような考え方をしていると。
それこそが「甘え」と利根川は考えています。
助けを求めれば、誰かがなんとかしてくれるはずだ⋯。
とどのつまり「見捨てられはしないだろう」と⋯。
その考え方をまず捨てろと利根川は言います。
つまるところその真意は
自分でなんとかする力を身につけなければならない⋯⋯ということです。
自分で問題をクリアできる問題解決能力を身につけよう
大人は答えてくれない
(引用: 賭博黙示録カイジ/福本伸行)
大人は本当のことは教えてくれない。
教えてくれたとしても、それは教えた本人にとって都合の良いことである。
と、利根川は言います。
商売人は決して自分の抱えているノウハウを教えたりしない。
ノウハウを教えている人もいるが、それはその人にとって都合が良いからです。
それを知らないで自分で商売を始めると、詐欺の類にひっかかります。
教えてもらおうとしてはいけない。
では、どうするのか?
自分の頭で考えるしかありません。
相手の言葉を鵜呑みにしてはいけない。常に自分で考え、自分の責任で行動しなければならない。
勝たなきゃダメ⋯⋯
(引用: 賭博黙示録カイジ/福本伸行)
「勝ちもせずに生きようとすることがそもそも論外なのだ」
これは何も席の奪い合いという意味だけではありません。
結果を出すこと。
心理学の用語の一つに「ハロー効果」というものがあります。
これは簡単にいうと「権威性をまとっている状態」のことです。
コンクールで優勝経験のあるシェフと素人では、同じ発言をしてもまるで重みが違います。
成功者と言われている人たちは、このことを熟知しています。
まず、勝たねばならない。
勝ったからこそ認められ、勝ったからこそ話を聞いてもらえる。
利根川はそう言います。
仕事を成功させるためには、まず勝たなければならない。
まとめ
- この世の実態が見えていない
- 大人は答えてはくれない
- 勝たなきゃダメ
耳が痛くなるセリフもありますが、仕事をして稼いで生活していく上で、何年経っても変わらない不変の定理だと思います。
特に情報が乱立しているこの時代、騙されないためにも必要な考え方です。
特に2番3番は重要だと感じたので、改めて記事にして解説しました!
利根川先生の熱い檄が読めるのはこちらの賭博黙示録カイジの第一巻↓
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